less professional

「プロフェッショナル」という言葉は、いくつかの文脈で使われていると感じる。(「プロフェッショナル」と「プロ」でも、少し異なる意味合いで使われているような気がします)

 

ひとつには、「専門」という意味合い。裏返すと、それ以外については専門ではない、ということ。

 

ひとつには、「仕事の品質の高さ」という意味合い。その仕事でお金をもらえるだけの品質である、ということ。他の人と比較しての能力の高さ。

 

前者については「得意な事」、後者については「最善をつくす(お金をもらえる、というシチュエーションに限定せず)という事」、そういった言葉で十分表現できるし、わざわざ「プロフェッショナル」「プロ」と言いたくなるシチュエーションはあんまりないし、逆に、それらの言葉の裏にときどき現れる、いくつかの負の側面(専門について自分に価値があるので専門外について知らなくても、専門外のことをやらなくても許される、お金の価値駆動、相対邸に能力の低いひと(時に自分を含む)への不寛容)が鼻に付くことがある。そんなわけで、「プロフェッショナル」という言葉を僕はあまり使わないです。