選挙に行かないのはダメ?

結論としては「選挙には行って投票しよう」というのが僕の意見ではあります。

 

でも、「入れたい人いないから投票に行きたくならない」という感覚には、僕も同意できる部分はあります。

 

でも、だから投票にいかなくても良い、ということでもないとも思いますが。

 

じゃあどうすればいいの?ということについて少し突っ込んで考えてみるとすれば、どうすれば、入れたい人ができるようになるのかについて、考えていく必要があるのだと思います。

 

ひとつの例えとして、マラソンを使って見たいと思います。

 

マラソンは、ご存知の通り、42.195km走る、という競技なわけですが、以前聞いて感銘を受けたのが、「マラソンは、その日に42km走る、という競技ではない」全然走っていない人が、その日に急に42km走ろうと思っても、そうそう走れるものではないし、もし走れたとしても、体を壊してしまうかも。そうではなくて、とうじつに向けて、準備をする練習期間に走る何百、何千kmは、全てがつながっていて、当日に走るのは、最後の42kmでしかない。というような話でした。

 

まあ、例えなので、無理がある部分もあるとは思いますが、選挙にしても、民主主義で、選挙権が与えられていても、選挙当日に与えられた選択肢が、AとBどちらを選択しても自分にはなんのメリットもない、という状況であれば、たしかに当日選挙に行く意味は、あまりない、とはいえると思います。(全然無い、ということは無いと思うし、ある程度の意味はある、とも思いますが)

 

僕たちには選挙権があるのだから、一人の一票は小さくて、意義を見つけにくくても、仲間を見つけて、それが100人、1000人、10000人となれば、それは力を持ち得るわけです。

 

でも今は、政治の話はタブー視されがちだし、政治ネタのイベントなどもやりずらいし、普通の人ではない人が参加する懸念もあるしで、難しいなとは思いますが。(でも今のITを活用すればやり方はあるとも思っていますけど)

 

とりあえずここで言える範囲で言うと、「当日選挙に行くかどうか、だけが大事なんじゃない」ということが言いたかったことです。